2025/12/08に見なかった川
この記事は川見てる Advent Calendar 2025の11日目の記事です。
海は川なので、海の流れの話をします。
これは川、そして山(奥に見えるのが函館山)。
川が写っている地図。
川に浮かぶ巨大物体。
要するに、函館に居ました。
12/8に。
夕方から函館駅周辺のお店で飲んでいました。
根ぼっけの開き、刺身が印象的でした。
楽しみにしていた活イカはなかった。どうやら漁獲制限しているらしい?
そろそろお開きか、となっていた23:15、突然みんなのスマホが鳴り響きます。すぐにNERV防災アプリを開いてマップを見つつ揺れがおさまるのを待つのですが、途中で予想最大震度が5+から6-になったのを見て「大地震だ……」となります。後ろの棚から下げられていたグラスが落ちそうになってるのを見つつ、あぶないので動かずに見たりしていました。
そうこうしていると、揺れがおさまります。「日本では揺れではよっぽど運が悪くないと死なないけど、津波では死ぬ」などと話しながら津波の予報を確認すると、函館には「津波予報(若干の海面変動)」が出たようで、これぐらいなら大丈夫かと一旦安心します。
とりあえず店を出ましょうか という話になり、外に出ます。店員さんは「うちの店は揺れやすいんで〜」など言ってたけど、確定報で函館は5+出てるんだし実際大地震だったのでは? などと思いながら外に出て解散の雰囲気になります。
店の前で通知がまた来て、津波の予報が「津波注意報」に格上げされたことを知ります。これは流石にある程度ヤバいな と思い、自分のホテルにさっさと帰ろうとしますが、しばらくすると防災無線から「津波警報が出た」と鳴ります。
「手元には津波注意報と来ているが?」とは思いながらも、防災無線が津波警報だと言っているのを無視は流石にできないので、maxを取って津波警報が出てると扱って行動します。
もしかしたら函館市って広いので、津軽海峡側ではなくて太平洋側で出ていたので、それが全体に発報されたのかも というのは後になってからの考察。
と思ったけど、太平洋側函館市にも出てなかったのか? よくわからない。
自分のホテルが東横インだったので、すぐ近くに東横インの青い看板が見えたので走って向かいます。が、自分が泊まっていた東横インとは別の東横インだったということに前について気付きます。それでも上には行かせてもらえるか聞いたところ、問題無い とのことで非常階段の鍵を開けてくれたので上がらせてもらいます。
泊まってないホテルでも、これぐらいの迷惑をこういう時はかけてもいいのでは という気はしている……(その人の避難を妨げない範囲なら)。
ので、全く関係ない建物でもいざ津波警報が出たら上がらせてもらうか……という気はする。
外に鍵のかかった非常階段がある時に、乗り越えてでも上がるか というのは次の本番までの宿題とします。
自動ドアで区切られた先に階段が見えてる時に、ガラスを破壊して入るのはガラスの破壊が困難らしいのでお勧めされないらしい。
大学のころ、風除室にAEDが置かれてて夜に鍵かかってる建物の前を通ってる時に考えてて調べた。
中から鍵かかってるけど逃げないといけないような時には、強く押すとパニックオープンとか言って開いてくれることもあるらしいが……?
そもそも函館市の津波の避難所となっているみたいなので、堂々と入ってもよかったのか?
こんな近くではじめてみた。
しばらくしたら最上階の廊下に入れてくれて、コーヒー出してくれた。これでだいぶ快適に……。
非常階段にいる時は場所を選ばないと風が吹いてて寒いし、座るとコンクリートがつめたいし で、「ここに朝までいるのはつらいな」という感じだったが、廊下だとまあぜんぜん居ることはできるぐらいだった。
許されるならアイマスクして寝ることもぜんぜんできそう。
夜だし電池もモバイルバッテリーも減ってて、朝まで潤沢に使える程ではないな という感じだったので、携帯ラジオを出してきてNHKを聞く。ここよりも青森とかのほうがヤバいっぽくてあんまり函館の情報は入ってこないけど、入ってこないぐらいなんだったらまあ……という感じ。
ラジオは防災ポーチの中に入れている。ポーチ、ここまでじゃなくても持つのをオススメ。ページの一番上の動画が参考になる……というか、この動画出してるチャンネルは防災の話で信頼できる。
ちょうどこの日のお昼に、「乾電池ある?」という話になり、ポーチの中探してたらラジオの横に電池があるので「なんでラジオ持ってるんですか?」と聞かれて「備えてるから……」ぐらいの曖昧なことしか言えてなかったけど、その日の夜に活用することになるとは……って言っていた。
やっぱり函館は注意報止まりだったっぽい と確認するものの、1m程度は来るそうで最悪死ぬし自分のホテルに帰るのもむずかしいな……となっていた。
流石にこの感じだと大丈夫かな? という気はだんだんしてきて、一緒に避難していたお兄さんたちは「もう帰る!」って言って帰っていったりしてるのを「でもこれ死亡フラグっぽさもあるな……」と思いながら見てた。
ラジオでは「東日本大震災を思い出してください。最初の津波は10cmとかだったが、最終的には数mの津波が来た」などと言っていて、私もはやく自分のホテルに帰りたいなとは思いながらも動けずにいた。
1時間程度過ごさせてもらった後、函館の潮位変動は「微弱」であるというニュースを聞いたのと、今到達したばかりであること、自分のホテルまでは徒歩8分なのですばやく帰れば大丈夫そう、などの総合的な判断から、自分のホテルに戻ることにします。
こればっかりは今回は成功したので良かった ぐらいの評価しかできない……。リスクの割に高速に自分の部屋に帰れる ぐらいしかリターンが無いのでは? でもまたデカい余震来たりしたら休んどくのも大事だしな……。
8分のダッシュを終えて、自分のホテルでもエレベータが止まっていたので非常階段を上って無事自分の部屋に帰りつきます。
ここで今回の川を見なかった話は無事終わります。
翌日久慈とか宮古の方に行く予定で、チケットを買っていた話と、もちろん買っていた新幹線も動かないので(真っ直ぐ家に帰るように)振り替えてもらった列車もさらに運休となり大変バタバタしながら帰った話は今回はパス……。
まとめ
地震は余程運が悪くないと揺れでは死なない(もちろん気をつける必用はある!)けど、津波は死ぬので、津波警報が出たら逃げよう。
防災ポーチはそんなにがんばらなくてもちょっとしたものを持っていると便利なことがある(ないといいね……)。
今回は本番だけどそんなに重大な事態は実際に迫っていなくて、本番だけど避難訓練的な感じで済んでよかった。
関係無かった地域の人も、これを機に非常用アイテムの購入/確認をするといいと思う。
備えよう……