行動病理学2

行動病理学2

病跡学

創造性と疾患
気分障害の状態
統合失調症の発病前
自閉スペクトグラム

つげ義春

対人恐怖症と社交不安障害

うつ
回復過程でレジリエンスを得ることもある。
レジリエンス
不利な状況でも平衡状態を保てる状況。
ストレス対抗値

妄想タイプ
うつ
微小妄想
罪業妄想
貧困妄想
心気妄想
誇大妄想

質的異常 vs 量的異常
統合失調症等は質的異常が出るが、うつ、双極性では量的異常が出る。

うつ
SSRI セロトニン
SBRU セロトニン、ノルアドレナリン
双極性
気分安定薬
リチウムとか
非定型抗精神病薬
クエチアピンとか

認知の歪み
極端な一般化
2分割的思考
選択的抽出
限られた判断だけで結論を急ぐ状態
拡大視・縮小視
関心の強いことが見えて、それ以外は見えなくなること
自己関連付け
全部自分のせいになる

認知の歪みの解除
根拠を探す
結果について考える
代わりの考えを探す

前回は面接でサボったのだったっけ。

統合失調症

心的外傷とは
逃げようのない状況で受けたダメージ
トラウマ
非常に強いストレスにさらされた後で、そういう出来事が終わっても精神的な苦しみが続く時にPTSDと呼ぶ。

主症状
再体験/侵入
自分の意思とは独立して想起されること。フラッシュバック
何かがトリガーとなってる事がある。
回避
そういう出来事に関連する事を避けたり、関心を抱かなくなったりすること。
生活、生活圏、世界が小さくなっていく。
過覚醒
睡眠障害
易刺激性 すぐにびっくりして反応してしまう
集中困難 周りを異常に警戒する

心的外傷の発見史
鉄道事故での神経障害
最初は治療より補償側で話が出てくる。
フロイトとジャネ
幼児期に受けた性的外傷
WW1でのシェルショック
これは本物の方のシェルショック。
虐待等でトラウマによるトラウマの治療が横行
WW2でまた発生
ベトナム戦争
帰還兵に対する補償として(また治療ではなく)PTSDがDSM-3に登場
フェミニズム運動
性暴力等が心的外傷と一致する事が認められる。
阪神淡路大震災

外傷性記憶の特性
ほぼ静止的/静止的な映像
異様に鮮明
文脈は不明
鮮明だが言語化は困難
時間が経っても変化しない
夢の中でも変わらない
反復的に出現
感覚性が強い。
視覚映像が多いが全ての感覚が現れる。
時間経過によりむしろ鮮明となる。

一方成人型記憶の特性
目の前の像より貧困で細部は曖昧
常に文脈の中にあり生の連続体の一部
言語化は容易。自分の生の一部としてとりこまれる。
人生の進行と共に意義や内容が自分の中で変わっていく。自分の都合や美化で変わる。
特に夢においては変造されやすい。
ストーリーが反復されるが、具体的な映像が反復されたりはしない。
感覚性は時間と共に薄まり、なつかしさが含まれゆく。

治療
外傷性から成人型記憶へ変えていく

解離性障害

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