今年見た川 2024

今年見た川 2024

この記事は川見てる Advent Calendar 2024 https://adventar.org/calendars/10156 の2日目の記事です。
今年も今年見た川についてふりかえっていきます。
それぞれは1ツイート程度もないようなことの寄せ集め。
こうやってまとないとなかなか書かないので、供養の要素が多分にあります。

1/3の鴨川
寒いしお正月なので人が少ない。

1/16の報得川⊤川
むくえがわ と読むらしい。
「合流された時に名前が残る方が大きい」という関係で川には半順序が入る。
最大元の⊤川は、いわゆる

1/26の犀川
我々の身体へと合流する川 - 水道 - を修復するために、東京都水道局とかのベストを着た人などが沢山いたのが印象深い。
このへんが能登のほうに川を直しにいくための拠点になっていたらしい。
全国から行ってたらしいけど、自分で見たのに気付いたのは東京ぐらいだったな……。

1/28の余川川もしくは上庄川もしくは⊤川
地下の川が地表に出ている様子。
教科書的には非常によくある現象であるところの液状化現象が、実際に目の前に大規模に広がっているとまた違う感覚がして怖かった。
これは桂川へと注いだ川。

1/28の放生津潟
渡船はチャンスがあると乗っておくとよい。
ここは鉄道で行って、渡船に乗って対岸に行き、上に通っている橋で帰ってくる みたいなプランが取れてよかった。
これは橋から見える庄川小矢部川
橋の曲がり具合がえっち。

2/9の元安川と、ライトアップされる有名な建物
去年斐伊川を見た時にも思ったけど、川が近い(水面とのレベルがあまり変わらない)様子を見ると不安になる。
去年はこのアドカレが無かったので言及できてなかったのをここで消化。
https://www.cgr.mlit.go.jp/izumokasen/comisen/大橋川改良 https://www.cgr.mlit.go.jp/izumokasen/jimusho/jigyo/ohashi-kaishu/index.html についての展示を見ていたら、なんか偉い人っぽい人が出てきてめちゃくちゃ詳しく説明してくれておもしろかった。
これは2/12の同じような場所の川。

2/11の⊤川と、それにかかる橋
900度(5π)ぐらい回転するループ橋で最高。
橋の向こうにはインターネットで有名なポストがあり、同行者が行きたがっていたので見たけど不要なので写真は貼りません。
でもあのポストのせいであのへんのバスの寿命が何年か伸びてるとかありそうなのもちょっと……
次の日の船からのビュー。

2/18の武庫川
橋の上に駅があるのすき。
高架に駅があるのはまあ普通のことなのに、それが川の上だと嬉しいのはなぜなのか。

3/6のおそらく鴨川?
雨庭というらしい浸透槽のようなものか。
これは3/22の川。
3/28の明るい川。

4/5の疎水
ここの桜はすきなポイントの1つ。
欄干にいつもの人のグラフィティがある。

4/6の千代川
たまたまこのへんに行った際、川の側で祭がやっていてよかった。

4/7の吉井川
舟運が行なわれていた地であるという説明と、河童、そしてゆめタウン

4/7の旭川
この写真のもうすこし上流には建部井堰なるがあると観光列車SAKU美SAKU楽のアナウンスで聞いた。
流石に列車からならよく見えなかったのでのんびり見に行きたい。

4/7の吉野川
阿波池田で乗換え待ちがあったとしても、夜に池田ダムに行くのはそこまではオススメできない。かっこよかったけど……。
ダムにはいつでも行ったほうがいい。

4/8の土器川
飯野山のシルエットがきれいな朝。
鍋に入った川によって湯がかれたうどんを食べるのにふさわしい朝。

5/3の関川
そしてこれも川。

5/3の根知川
ここは糸魚川だが、糸魚川には糸魚川という名前の川はない。
糸静線は分水嶺ではないので、ここに流れている川は全て日本海(⊤川のsubset)に注ぐ。
断層ではあるからか、近くによるとちょろちょろと水は流れていたので、これも川。
近くに流れている⊤川。
翡翠を簡単にみつけることはできないが、名高いここで探すということそのものが良い体験なのだ。

5/20の安波川
降った雨がすぐに⊤川へと行ってしまうようなところでは、大事な施設なのだ(FNWI)。

5/22の国場川、湖
マングローブ見にいける木道行きたかったけど、大雨洪水警報とかで閉館してたのでまた今度……

5/30の∇
加茂川がかなり優勢なことがわかる。
大雨で濁りまくり。

清渓川……についてはhttps://blog.utgw.net/entry/cheonggyecheon に筆を譲りましょう。
ここがスランピア
ピラニアやタラバガニはみつからなかったけど、魚は泳いでいた。

臨津江
この先の写真はPhotography Permitted Area。
この川の先にも東京は日本橋を起点とするAH1は続いていますが、乗り通すのはむずかしそう。

8/3の疎水
船で通りたいねえ(高いし、そもそも予約取れないけど……)。

9/16の⊤川
川のように見えるが、川ではない(海は川という立場に立っているので、これは川)。

10/2の十和田湖
湖というもので天気に恵まれたことがほとんど無い気がする……(そもそも晴れが少なかったりする効果があったりする?)。
十和田湖はどこに注ぐのかと思ったら、太平洋側へと行くらしい。

10/6の100万ドルの⊤川
ここも以前来た際には霧で何も見えなかったポイントだったが、リベンジできてよかった。

10/8の神田川
富士山伏流水がごうごうと流れていて迫力がすごい。
https://livecamera.mtfuji-whc.jp/History 2024年12月01日 09:00 の様子
こういう晴れた富士山を富士宮で見てみたい……(3回ぐらい行ってるけど、いつも曇っている)。

10/9の初立ダム
やっぱりフィルダムはかっこいい。
渥美半島を潤す、目的はA。

10/2の旭川
岡山の川は、落ちる というイメージがあり、若干怖い。

10/26の⊤川
いつかは乗りたいと思っていた水上バスは運休(事実上の廃止?)となってしまっている……。

11/12の高瀬川
川の中に人やザリガニ?、ボール?、ウサギ? などがいると思ったら、アートだったようです。

11/18の天龍川
天龍川橋梁は橋の下を歩いて渡ることができる。
カーブしつつアーチですごい。

ざっと今年見た川でコメントがあるものをふりかえって来ました。
adventarには「⊤川 もしくは ⊥川」と仮に(何も考えず)書いたのですが、「全ての川が合流する川」であるところの海が⊤川であるのは良いとして、では⊥川とはなんでしょうか?
つまり、逆に「全ての川へと合流する川」とはなんでしょうか?
これは一見するともちろんそんなものは存在しないかのように思えます。
ところで川と普段呼んでいるものはなんでしょうか? 水の流れているところ? では河口付近は川? 海との境界はどこ? 逆にコップに入った水は? 身体から排出されたものは? それが更に下水処理場を経て「川」に再度排出されたものは?
このような変なことを考えて境界がわからなくなってきたところで、水の循環について思いを馳せてみると、海に到達した水は蒸発して雲となり、雨となり、また全ての川へと帰っていきます。
つまり⊥川もまた海だった……?
これで川の合流が束をなすことがわかりました……が、同時に全ての水系が等しいということに……(反対称律)。
これは地球上の水は循環していることが反映していて、それはそうという感じではあるのですが、あまり役立たない関係となってしまいます。
というわけで蒸発による「流れ」の存在を考えない、全ての川へと注ぐ⊥川は存在しない、ということにしておくのが良いでしょうか。
これなら束とはならないものの合流する関係の半順序はうまく入ります(それは何が嬉しいんだ?)。

という議論を経て、我々の手元には川の境界のあいまいさだけが残りました。
川、水、雨、海、細かいことはどうでもよく、様々なものに目を向けていくと良いということにしておきましょう。
このAdvent Calendarのゆるさ ということにもしておくと後続へのハードルを下げることもできるでしょうか。 https://adventar.org/calendars/10156 まだまだ開きがあります! ぜひ何か書いてください。
来年はどんな「川」が見れるでしょうか。既に見た川をまた見たり、まだ見ぬ川を見れるでしょうか。楽しみですね。

今年も感謝: 川の名前を調べる地図 https://river.longseller.org/

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